Category Archives: 試聴コーナー


Intention



私が一番影響を受けた60年代、70年代のジャズでビルドフォースのサウンドの切れ味の良い曲を作ろうと意図してできた曲です。小泉高之の素晴らしいソロが圧巻です。

<< Back


Solidao


ポルトガル語で孤独。ある午後の一時に何の前触れもなく忍び込む孤独感。そんな心情を書こうとしましたが、出来上がったらセンチメンタルなものになってしまいました。しかもエンディングは霧が晴れたようにはれやかです。妻に贈る曲。

<< Back


Umba



ウンバという音がアフリカの現地語に思うかもしれませんが、娘の幼児語です。意味はわかりませんが、変拍子をぶっとばせということでしょうか?はっちゃけてるでしょ?

<< Back


夕焼けに会いたい



夕暮れ時、娘と過ごす一時。そんな何でもない日常の中で感じる幸せな気持ちが曲になりました。タイトルはふと娘が発した一言です。

<< Back


A Blue Shade



ジャズの中でもよく親しんでいるハードバップ風な曲を書いてみました。発想の元には敬愛するセルジオメンデスのアイデアがあります。

<< Back


マイ・シャイニング・アワー



快調に飛ばすシャイニングアワー。誰が歌っても演っても快速テンポが多い曲だが、この人の最大の魅力である天性のフレージング、スピード感が文句なく発揮されているナンバーだ。

<< Back


ザ・ホープ



ジャコとフローラの切ないメロディデュエットにもひけをとらない出来栄えのテイク。

<< Back


セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー



ジャズとソウルと日本と気品が見事に融合したバラードではないだろうか。

<< Back


ハッピー・トーク



巨匠のあまりにも有名な歌唱を踏まえつつも自分のフレージングが生きている魅力ある一曲。

<< Back


フライング・イージー



スティービーワンダーを聴いて育った人は数多かれど、彼女にはごくナチュラルに染み込んでいるから、このダニーハザウェイの一見取り組みにくい曲もなんなく歌い上げている。

<< Back


早稲田通りのテーマ – WSD St Theme –


「私はこのアルバムは、関根さんのジャズに対するオマージュのように感じているのですが、それが最も感じられるのがこの曲だと思います。関根さんご自身、ブログでは次のように書いています。

『私が通っていた小学校は…(中略)…通称「角栄通り」ぞいにあった。それで毎日その道を通ったり道で遊んだりしていたわけだ。その道が神楽坂につながり早稲田大学の前を通り中野へと向かう。中野は私の青春時代を4〜5年過ごしたところで、アルバイト帰りには夜の早稲田通りを落合から上高田まで歩いたものだった。…(中略)…そして今また高田の馬場のライブハウスの前を通っているのも早稲田通り。そんな訳で何かこの通りに愛着を感じたり、過ぎ去った時へのノスタルジーを感じ、作ってみたのです。』

尚、この曲の英語のタイトルは「WSD St Theme」。モンクの名曲「52nd Street Theme」を思い出させますね。」(アルバム『誕生』解説=詫間正博=より)

<< Back


ザ・スカイ



「こちらはビル・エバンスを思い出させるトリオ。パリ辺りのお洒落なカフェで、古きよき時代のモダン・ジャズを聴いているようです。」(アルバム『誕生』解説=詫間正博=より)

<< Back


稗搗節


「河埜亜弓さんは宮崎県のご出身なのですが、その宮崎県の有名な民謡をここでは4分の3拍子にアレンジして演奏しています。全く、太田朱美さんのフルートは驚くべきもので、あの銀色のフルートから尺八の音色が飛び出して来るのです。」(アルバム『誕生』解説=詫間正博=より。)

<< Back


インパルス



「イントロとエンディングのリズムが面白い曲。それにしても、この演奏のテンポの速いこと! それだけに面白い、カッコイイ。そして小泉高之さんのドラム・ソロの迫力!」(アルバム『誕生』解説=詫間正博=より)

<< Back


Strode Road



「モダンジャズファンなら知らぬ者おらぬロリンズ作の「Strode Road」が劈頭だが、アップテンポのテーマ部分での歯切れのいいクリスプな旋律からはや彼の世界にぐぐっと引き込まれずにはいられない。」(アルバム『Strode Road』解説=児玉泰彦=より)

<< Back


Up Jumped Spring



「フレディ・ハバードの「Up Jumped Spring」では文字通りにその飛翔感たるや眩暈がするほどだ」(アルバム『Strode Road』解説=児玉泰彦=より)

<< Back


Love for Sale



「3曲目「Love For Sale」は意表を突いたロック調だが違和感は少なく迫力十分で、実に統一感と主張のある素晴らしい展開で見事である。」(アルバム『Strode Road』解説=児玉泰彦=より)

<< Back


Turquoise Twice



「シダー・ウォルト畢生の名曲といえる「Turquoise Twice」(※初演はブルー・ミッチェルの隠れ名盤『THE CUP BEARERS』(RLP-439)と思うが、そこでは単に「Turquoise」と命名され、ワルツ・タイムのシンプルな曲であった。後に初の自己名義『CEDAR!』(PR-7519)で洗練度を増して再演されたのがここでのベースだ)での関根敏行(弱冠二十一歳)のピアノ・ソロの瑞々しさと構成力の確かさは筆舌に尽くし難く美味であり、本家を超えていると言いたい。個人的な述懐で恐縮だが、初めてグィード・マヌサルディの『BLUE TRAIN』(SweDisc)を聴いたときとおなじような戦慄を覚えたのが昨日のことのようだ、いつ聞いても感動する。」(アルバム『Stop Over』解説=児玉泰彦=より)

<< Back