Turquoise Twice



「シダー・ウォルト畢生の名曲といえる「Turquoise Twice」(※初演はブルー・ミッチェルの隠れ名盤『THE CUP BEARERS』(RLP-439)と思うが、そこでは単に「Turquoise」と命名され、ワルツ・タイムのシンプルな曲であった。後に初の自己名義『CEDAR!』(PR-7519)で洗練度を増して再演されたのがここでのベースだ)での関根敏行(弱冠二十一歳)のピアノ・ソロの瑞々しさと構成力の確かさは筆舌に尽くし難く美味であり、本家を超えていると言いたい。個人的な述懐で恐縮だが、初めてグィード・マヌサルディの『BLUE TRAIN』(SweDisc)を聴いたときとおなじような戦慄を覚えたのが昨日のことのようだ、いつ聞いても感動する。」(アルバム『Stop Over』解説=児玉泰彦=より)

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