レッスンメモ5
ジャズピアノのソロ演奏を上手くなりたいという生徒。いわゆるストライドピアノ奏法を駆使して弾くのだが、いちがいにストライドといってもいろいろなストライド、左手の飛び方がある。演奏したいスタイルとしては、スイング時代のストライドピアノを再現することよりも、右手のラインはモダンジャズのアドリブで、そのスイング感をささえるようなストライドスタイルを勉強したいということだったので、私のスタイルを伝えるとさっそく練習をし、そのベースライン
の流れがとても良くできていた。それに比べ右手のラインが弱いので、そのリズム、フレージング、トータルな説得力等をパワーアップする事をはじめる。すぐにはできなくてもいろいろな練習方法を編み出しながら根気よく続ける事が大切だと思う。